2011-03-24
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長年日記
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memo
] 吉田茂内閣総理大臣から防衛大学校第1期卒業生への訓示
君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。
ご苦労なことだと思う。
しかし自衛隊が国民から歓迎されちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡のときとか
災害派遣のときか国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。
言葉をかえれば君たちが「日陰者」であるときの方が国民や日本は幸せなのだ。
耐えてもらいたい。
しかし54年の歳月を経てこの国の民は全て皆さんの存在を「日陰者」などと呼ばせません。
この国難と言われる中で皆さんの活動で多くのこの国の民が皆さんの活動を信頼し誇りに思います。
出動目的を達成し1名の負傷者も殉職者も出さず無事に原隊への帰還と家族のもとへ
胸を張って正面を見つめ毅然として帰ってきて下さい。
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