2011-02-26 [長年日記]

_ [LIFE] アレルギー科 受診


いきなり点滴。(副腎ホルモン、とか言ってた気がする)
血液採取して、環境アレルゲンの検査
原因は、5年前迄勤務していた、衛生環境が最悪な工場での重金属とトルエン等の薬品だと思う。
診察料 ¥8,700 と予想外に高かった。
来週、再診

_ [] Hyper-V VS XenServer


現職でのデスクトップ及びアプリ仮想化は、Citrix の製品となりそうだ。
VMware はライセンス料が高いのと、サポートするハードが限定され、しかも高価という点から、SIerは提案を控えるようだ。
構築費用に数倍(!)の開きがある。
Hyper-V は性能面で論外だそうで。

Hyper-V の設定方法はとりあえず把握したので、XenServer 入れてみよう。
XenServerは、PCIパススルーが使用可能で、ゲストOSからPT2を利用可能とのこと。

PCIパススルーは、Hyper-V や VMware ESXi ではムリ。

_ [] NEC Express 5800 GT110b の XenServer への対応状況とか


前モデルの GT110a が、XenServer の動作認証を取得
ところが、NEC が 2010/12/20 に XenServer 販売から撤退
[ http://www.nec.co.jp/pfsoft/xenserver/ ]

案の定、VMware vSphere に路線変更
[ http://www.nec.co.jp/pfsoft/vmware/ ]

大赤字でレノボと提携したNECも苦戦しているなぁ...
両方とも販売するわけにもいかないとか、両者製品の収益率とかかな。
NEC がどちらを売ろうと、私には関係ないが。

_ [] Citrix XenServer について調べてみる。


ホストOS(Dom0)は、CentOSベースだった。
ハイパーバイザーにXenServer(無料版)を使用して、
クライアントOS(DomU)には、
・WindowsServer2008R2 ( ActiveDirectory, DNS )
・Windows7
という環境が構築できそうだ。

_ [] XenServer をダウンロードする


My Citrix にログインし、ダウンロード・ページへ。
何やらタイプを指定する所があるので、Windows/Linux としてみた。
以下をダウンロード(この辺りはすべて勘で選んだ)
・XenServer-5.6.1-fp1-install-cd.iso ( XenServer本体 )
・XenServer-5.6.1-fp1-linux-cd.iso ( おそらく、ゲストOS Linux用のXenTools)
・XenServer-5.6.1-fp1-XenCenter.msi ( 管理ツール : XenCenter )

ドキュメント
・guest.pdf
・installation.pdf
・QuickStartGuide_BasicVersion.pdf
・reference.pdf

_ [] XenServer, XenDesktop, XenApp に必要なハードとか


1.XenServer
XenServer ホストシステムとXenCenter システム用として、2台の物理マシンが必要
(1) XenServer ホストシステム
    ゲストOSにWindowsを使用する場合には、Intel VT or AMD-V が必要(完全仮想化)
       ゲストOSにXen対応Linuxを使用する場合には、Intel VT or AMD-V は不要(準仮想化)
       (XenがIntel VT or AMD-Vに代わり、ハイパーバイザとの連携を司る)
    他のOSとのデュアルブートは禁止
    インストールイメージ(.iso)は、CDから起動可
        HDDの以前の内容はすべて消去される
    途中で、Dom0 (Xen対応Linux) のディスクを要求される(らしい)
        ;;インストール途中でメディアの交換時に、
        ;;ドライブのイジェクトボタンを押しても排出されない事があるらしい。
        ;;XenCenterからXenServerのコンソール画面に入り、
        ;; #eject -s と入力することでメディアが排出される。
       Dom0 の起動確認後は、モニタレス運用が可能。
    ゲストOS(Windows)の導入手順
        WindowsPCにインストールした XenCenter で作業。
        XenServer の 光学ドライブに、ゲストOS(DomU)用DVDをマウント可。
        ;;インストールディスクはサーバのローカルディスク
        ;;またはファイバチャネルで接続されたストレージをサポートし、
        ;;ファイバチャネルで接続したストレージにインストールした場合には、SANブートの構成となる。
    ゲストOSの性能改善
        「Xen Tool」の導入により、ディスクとネットワークのパフォーマンスが改善
        (VMwareWorkstationの VMware Tools に相当。Hyper-V だと、統合サービス。)
(2)XenCenter システム
    以下のいずれかのOSが使用可能
    WindowsServer 2003, 2008, Windows XP, Vista, 7
    必要な要件
        RAM : 2GB以上
        HDD : 100MB以上

2.XenDesktop 5に必要なシステム
Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard

3.XenApp 6 for Windows Server 2008 R2
公開リソースにアクセスする複数のユーザーセッションをサポートするだけのプロセッサ能力が必要
ドメインコントローラーにはXenAppをインストールしない。
XenApp管理
    デリバリーサービスコンソールが含まれる。
    デフォルトでは、XenAppサーバの役割と一緒にインストールされる。
    他のコンピュータ上に単独でインストールすることも可能。

4.考察
とりあえず必要な構成は把握できた。
サクッと仮想マシンを立ち上げるだけなら、WindowsServer2008R2のHyper-Vの方が簡単。
XenServerを構成するためには、物理マシンが2台必要である点は、
Hyper-V Server 2008 R2 や、VMware ESXi と似ている。
これら3種類は玄人向き。

_ [] Novell の サイジング分析ツール 「PlateSpin Recon」


[ http://www.novell.com/ja-jp/products/recon/ ]
2010/2/18に、Citrixと技術提携したNovellが提供するデータセンター向けプラニング・ツール
仮想化される前の既存のネットワーク内に設置して、各種トラフィックを取得する。
SIerは、この結果を参考に、仮想化、サーバー統合、クラウド計画査定といったサービスを顧客に提供する。

ということは、PlateSpin での事前調査をやってくれない SIer はダメ、ということだな。

[]

«前の日記(2011-02-25) 最新 次の日記(2011-02-27)»