2010-08-26 [長年日記]

_ [小説] 永遠の0(ゼロ)


0(ゼロ)は、零式戦闘機
「生きて妻のもとへ帰る」
 日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、
仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた……。
 
 人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、
太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
 元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は
健太郎たちの予想もしないものだった。
 
凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、
生に執着する戦闘機乗りーーそれが祖父だった。
 「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、
なぜ特攻に志願したのか? 
 
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた
驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語! 
おすすめ。
Amazon で、「エリア88 全23巻セット」を注文してしまった(ぉ

[]

«前の日記(2010-08-24) 最新